EBE STIGNANI (1903 - 1974)
- Gluck - Alceste: Divinità infernale (1941)
- Gluck - Orfeo ed Euridice: Che farò senza Euridice (1940)
- Rossini - Semiramide: Ah!quel giorno ognor rammento (1940)
- Bellini - Norma: Sgombra è la sacra selva (1937)
- Bellini - Norma: Mira, o Norma, a tuoi ginocchi (1937)
- Donizetti - La favorita: O mio Fernando (1937)
- Donizetti - Linda di Chamounix: Per sua madre andrò una figlia (1937)
- Verdi - Il trovatore: Stride la vampa! (1940)Verdi - Don Carlos: O don fatale (1940)
- Verdi - Un ballo in maschera: Re dell’ abisso (1940)
- Verdi - La forza del destino: Rataplan, rataplan (1941)
- Mascagni - L’amico Fritz: Laceri, miseri, tanti bambini (1941)
- Thomas - Mignon: Io conosco un garzonello (1937)
- Saint-Saëns - Samson et Dalila: O aprile foriero di sogni (1937)
- Saint-Saëns - Samson et Dalila: Amor! i miei fini proteggi (1937)
co-starring – – – Gina Cigna 5
E.I.A.R. Symphony Orchestra, Turin conducted by
Ugo Tansini 1, 6 & 7, 12 - 15;
Vittorio Gui 4 & 5;
Armando la Rosa Parodi 2 & 3, 8 - 10;
Gino Marinuzzi 11
メゾ・ソプラノ歌手のエベ・スティニャーニは、両大戦の間、スカラ座のメンバーとして活躍した。彼女は多才で献身的な芸術家であり、生き生きとした情熱的な女優であり、メタリックな広がりのある声を持つ歌手であった。そして、アムネリス、エボリ公女、カルメン、サントッツァなどのドラマチックで緊張感のある役に最適だった。表現力の確かさ、芸術的な仕事への絶対的な献身が彼女のパーソナリティであり、過度に上品ぶったり自己満足もせず、魂のこもっていない "下品な" 歌い方はしなかった。
エベ • スティニャーニは、ナポリの S. ピエトロ音楽院で音楽の訓練を受けた。彼女はピアノ演奏や作曲を含む幅広い分野を学んだ。音楽院で5年間学んだ後、すぐにナポリの有名なサンカルロ劇場に雇われ、1925年にはヴェルディの『アイーダ』でデビューしたが、その時の役は最もタフな役のひとつである「アムネリス」であった。最初のシーズンの他の役は、「ドン・カルロ」のエボリ公女、「ファルスタッフ」のメグ、ベッリーニの「ノルマ」のアダルジーザであった。1926年には、特に成功を収めた役、「イル・トロヴァトーレ」のアズーチェーナをレパートリーに加えた。
この年、この若い歌手はアルトゥーロ・トスカニーニに認められ、ミラノ・スカラ座でエボリ公女を演じた。1926年から1953年までの間、途中の長い中断を除き、エベ・スティニャーニはスカラ座のメンバーとして、アルトとメゾのドラマティックな役柄の第一人者とみなされていた。イタリア・オペラの出演に加えて、フランス・オペラ(カルメン、ダリラ、ミニョン)、ドイツ・オペラのレパートリー(「神々の黄昏」のブランゲーネ、オルトルート 、グートルーネ)などにも出演した
1927年、ブエノスアイレスのテアトロ・コロンに初めて客演し、その後も大成功を収めた。1937年にはロンドンのコヴェント・ガーデン・オペラでアムネリス役でデビュー。客演ツアーでは、南米の多くの都市や、モナコ、ベルリン、その他の音楽の中心地を訪れた。歌手として彼女の重要な仕事のひとつは、ロッシーニの「セミラーミデ」、ドニゼッティの「シャモニーのリンダ」、「ラ・ファヴォリータ」などの古いオペラを復活させることだった。後年になっての輝かしい役は、グルックのオルフェオである。これらの役をマッジョ・ムジカーレ・フィオレンティーナで歌った、そこでの客演は何度も熱狂的に歓迎された。
エベ • スティニャーニは、30年以上続いたキャリアの中で100を超える役を歌った。最後の出演は1957年にフィレンツェで行われたヴェルディの 「仮面舞踏会」のウルリカであった。
[Clemens Höslinger]
エベ • スティニャーニ、とってもいい! Divinità infernale は、近年はフランス語改訂版の「アルセスト」が上演されるので "Divinités du Styx" として知られているし歌われますが、マリア・カラスより上手いんじゃないですか、ソプラノとメゾの違いはありますが。しかし、この曲で一番凄い歌手はジェシー・ノーマンだと思います。ノーマンの声は凄いを通り越して神々しくさえあります。ともあれ、スティニャーニはとってもいい。「ノルマ」のジーナ・チーニャとの二重唱も感動ものです。「シャモニーのリンダ」はソプラノの華麗なアリアばかりが目立ちがちですが、メゾの "Per sua madre andrò una figlia" もいい曲です。試みにこの曲を検索してみると、Ebe Stignani ばかりがヒットします、驚きました。
"Stride la vampa!" も "O don fatale" も聴き応えがあります。デリラの2曲のアリアも感動的です。
Thank you for the sensible critique. Me & my neighbor were just preparing to do some research on this. We got a grab a book from our area library but I think I learned more clear from this post. I am very glad to see such magnificent info being shared freely out there.
The Lebendige Vergangenheit series consists of approximately 450 CDs, all of which are excellent recordings. Of course, Ebe Stignani is one of my favorite singers. The descriptions on this site are faithful Japanese translations of the CD liner notes. I have not been able to add the CDs because I have been busy.